クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿し、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームnoteは、4月7日でサービス開始7周年を迎え、記念のインフォグラフィックとユーザーが気持ちよく使うための取り組みについて公開した。
noteは日常の発信やファンとのコミュニケーション、作品づくり、ビジネスなどすべての創作活動をワンストップで実行できるサービス。あらゆる分野のクリエイターが活動の本拠地にする「創作の街」となることを目指しており、8年目になる2021年は、あらゆるクリエイターが安心して暮らせる場づくりをしていく。

■インフォグラフィックで見るnoteの7周年

noteの会員数は前年同月比1.8倍の380万人、記事数は前年同月比2倍の1,500万件と、この一年でおおきく成長した。また、コロナ禍での「伝えたい」「つながりたい」という気持ちから、人々にとってオンラインでの発信の重要性が高まっていることがうかがえる。
記事数だけでなく、読者のリアクションである「スキ」の数は昨対比3.1倍に増加。読者が任意の金額を記事の対価として支払う「サポート」の件数も昨対比2.9倍に増加した。クリエイターエコノミーをさらに活性化させるために、これからもポジティブなコミュニケーションを増やしていく。

■クリエイターの活躍の場の広がり

noteはクリエイターが活躍する機会、クリエイター同士やクリエイターとファンとの交流の場として、さまざまなイベントを開催。2020年6月に開設したイベントスペース「note place」を発信拠点として開催したオンラインイベントは、1年で100回以上配信された。

また、noteをきっかけに書籍化された作品は、エッセイ、ビジネス、レシピ、マンガなど幅広いジャンルにわたり、これまでに少なくとも90冊が誕生。書籍化だけでなくドラマ化や映画化など、noteの外へと活躍の場を広げるクリエイターが増えている。
 

■あらゆる人が創作を楽しむための取り組み

創作のためのノウハウや知識を発信
だれもが創作をはじめやすく、続けられるようにするために、この1年で「勉強会」や「クリエイター同士の交流会」を強化。この1年で勉強会は186回、YouTuber動画は107本公開された。また、noteの活用アイデアや事例を紹介する記事「note活用ガイド」の公開もはじめ、創作のため役立つ情報を充実させた。

他社との連携で表現の幅を拡充
クリエイターの表現の幅を広げるため2020年7月に公開した、「noteの記事にサービスを埋め込むための開発ガイドライン」で、機能連携した他社サービスは14にまで広がった。埋め込みのほか、Canvaとの連携では画像を作ることが苦手なクリエイターでも、簡単に見出し画像をつくれるようになった。

■新たな取り組み

博報堂と共に法人・個人双方の創作活動を後押し
法人向けの新たなブランディング支援サービス「new branding with note」を展開するため、4月7日に博報堂と業務提携契約の締結を発表。企業による、クリエイターの投稿をつのる協賛型コンテストの開催や、オウンドメディアの立ち上げを支援する。同サービスによって、noteはコンテストでのあらたな才能の発掘ならびに、審査員やコンテンツ制作への起用でクリエイターの活躍機会も増やしていく。

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コミュニティガイドラインの公開
4月7日より、noteで発信やコミュニケーションをする際におすすめの考え方、著作権の知識や誹謗中傷の対処法などをまとめたガイドラインを公開。「創作の街」でクリエイターが安心安全に創作活動をするための指針となる。

アクセシビリティへの取り組み
今後noteは、クリエイターの環境や心身の条件に関係なく、だれもが創作を楽しめることを目指して、アクセシビリティの向上にも力を入れていく。そのために、「アクセシビリティカイゼンチーム」を立ち上げ、外部のアクセシビリティ専門家の協力や他社の先行事例、ユーザーの声も参考にしながら、一緒に取り組んでいく。