メディアプラットフォームnoteは、iOSアプリのアクセシビリティを強化したと発表した。
今回強化された点は、画面読み上げ機能「VoiceOver」で操作ができる箇所の増加と、アプリ内の文字の大きさが端末の設定に合わせて変更される「Dynamic Type」への対応の2点。記事内画像に代替テキストの設定が可能になり、画像の代わりとなるテキストがあればVoiceOverが読み上げることができるようになった。また、見出し画像の挿入・削除やハッシュタグの削除、アカウント設定画面・通知設定画面での操作や記事作成・バッジ選択時のフローティングメニューにもVoiceOverが対応。アクセシビリティの強化により、視覚障がいのある人、文字が見えづらい人にも、画面の内容が伝わりやすくなる効果が期待できる。

また、この取り組みは5月25日に発表した「Webブラウザでの閲覧時の、スクリーンリーダーによる読み上げ」に続く、noteのアクセシビリティ向上のためのの取り組みのひとつ。クリエイターの環境や心身の条件に関係なく、だれもが創作を楽しめることを目指すための取り組みで、ほかにも、色覚特性やロービジョンや上肢障がいなど、今回とは異なる方向でアクセシビリティを必要とするケースにおいても、取り組みを実施していく予定だ。