貝印は、剃毛・脱毛における意識の多様化に伴い、2020年8月から開始しているコミュニケーション『#剃るに自由を™』の第2弾として、毛に悩む若年層に寄り添うコミュニケーションを開始する。

全国の小学4年生~中学3年生までの男女500名を対象に「剃毛・脱毛に関する意識調査」をインターネットで実施。 その結果、毛(ひげ・体毛など)について94.2%が「自分の毛が気になる」という結果が明らかになった。また、65.8%が「剃り方を教わりたい」と回答した。調査の内容からは、若年層も“毛”について自由な選択やコミュニケーションを求めている傾向が見えてきた。

① 小中学生の94.2%が自分の毛が気になる!
調査対象に自分の毛が気になるかどうか質問したところ、94.2%が「自分の毛が気になる」と回答し、特に中学生では95.9%と高く、小学生でも88.3%という結果に。また「気になる毛の箇所」を聞いたところ、「すね毛」「うで毛」「わき毛」の順で気になる小中学生が多く、ほとんどの小中学生が毛について気になっていることがわかった。
② 75.6%の小中学生が「毛を剃ったことがある」
今回、小中学生の剃毛の実態についても調査を行ったところ、小中学生の75.6%が「毛を剃ったことがある」ことがわかり、中学生は約8割、小学生でも6割以上という結果となった。剃った箇所は「すね毛」が74.1%と最も多く、次いで「うで毛」が66.7%、「わき毛」が46.6%と続いた。
③ はじめての毛のお手入れは?
毛を剃ったことがある小中学生のうち、はじめて毛を剃った際に54.8%が後悔した経験があると回答。具体的には、「やり方がわからず、きれいにできなかった」「肌がいたくなってしまった」「どれくらいの頻度でやればいいのかわからなかった」など失敗した経験や知識不足による後悔が見受けられた。また、はじめて毛を剃る際に62.2%が家族のカミソリを使ったという結果になり、自分専用のカミソリを持っていない小中学生が多い事実もわかった。
④ 中には勘違いも!? みんなの毛の心配事TOP3
剃毛の悩みについて、小中学生の43.8%が「毛について相談できる人や調べる場所がない」と回答。また毛に対する心配事を聞いたところ、46.0%が「きれいに剃れない」と最も多く、次いで40.8%が「剃ったらもっと濃くなる」、36.4%が「ブツブツができてしまう」と、毛に対する悩みがTOP3に。「剃ったらもっと濃くなる」と勘違いをしている小中学生も多く、毛に対する悩みを相談したり調べたりする場所がなく、悩みや心配事を解決できていない状況におかれている。
⑤ 多くの若年層が「正しい毛の剃り方」に悩んでいることが判明
「正しい毛の剃り方」について小中学生がどのように考えているか調査したところ、64.0%が「正しい毛の剃り方がわからない」、65.8%が「正しい毛の剃り方を教わってみたい」と思っていることがわかった。多くの小中学生が毛のお手入れに対して悩み、正しい知識を知りたいと思っている状況がわかった。
 
⑥ 若年層も“毛”について自由な選択やコミュニケーションを求めている
小中学生に毛のお手入れに対する考え方について聞いたところ、81.0%が「もっと自由に剃ってもいい」、80.6%が「気軽に話せるようになったら良いと思う」という結果となった。昨年実施した第1弾の調査結果と同様、若年層も“毛”について自分で自由に決定したいという意思や、“毛”について気軽に話す、相談するなど自由なコミュニケーションを求めていることがわかった。