ミクシィは、1月4日、コーポレートブランドのリニューアルを発表した。人々の感情にフォーカスした経営スタイルを追求することで独自化を図り、今後の更なる成長と企業価値の最大化を目指す。
新しいコーポレートブランドロゴ
新しいコーポレートブランドロゴ
ミクシィは、これまでSNS「mixi」やスマホゲーム「モンスターストライク」など、友人や家族といった親しい人と一緒に楽しむコミュニケーションサービスを提供してきた。そして現在は、「エンタメ×テクノロジーの力で、世界のコミュニケーションを豊かに」を中期経営方針に掲げ、デジタルエンターテインメントおよびスポーツ領域での事業成長に注力している。
 
同社では、これまでの取り組みの振り返りのなかから、追求している本質的に大切なものを改めて見つめ直し、「私たちが提供するコミュニケーションサービスは単にネットワークをつなぐだけのものではなく、きちんと人々の心もつなぐものだ」ということにたどり着いた。そして「心もつなぐコミュニケーション」を通して、今後より一層多くの人々の人生をより楽しく、豊かにする企業活動を続けていくための指針として、新しいコーポレートブランドを掲げることにしたという。
 
また、コーポレートブランドのリニューアルとともに、これまで掲げてきた企業理念をアップデートし、ミクシィの存在意義やミッション、意思決定の軸を表現した新たな企業理念としてパーパス、ミッション、ミクシィ・ウェイを制定している。

■パーパス:豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。
■ミッション:「心もつながる」場と機会の創造。
■ミクシィ・ウェイ:ユーザーサプライズファースト


今回リニューアルしたコーポレートブランドロゴは、「太く、堂々とした大文字で、世界のコミュニケーションインフラとしての信頼感、安定感、普遍性、リーディングカンパニーとしての存在感を表現」したという。また、コーポレートブランドロゴの下部には、MIXIの「I」と同じエレメントを90度回転した2つのアンダーバーを配置し、赤色とオレンジ色を配色している。これは、MIXIのネーミングの根源である、「人(I)が交流する(MIX)」という意味を深化させたもので、熱い感情と温かい感情という2色のエモーションを持ち、それらのエモーションを友人や家族とコミュニケーションすることで、より豊かな生活を送っていただくために、開発、経営を行っていくという決意を表している。 

さらに、「エモーション」をミクシィの変わらぬテーマでもあり、未来へ突き進むテーマでもあるとして、新しいロゴでは、そのエモーションを「色」で表現した「エモーションロゴ」を制作した。

■エモーションロゴ:MIXI RED(名称:ミクシィ・レッド)
モンスターストライクなどのみんなでワイワイのスピリットやスポーツの興奮を示す「レッド」。デジタルエンターテインメント事業やスポーツ事業領域のサービスを中心に「熱いつながり」を表現するエモーションロゴとして使用される。

■エモーションロゴ:MIXI ORNG(名称:ミクシィ・オレンジ)
心地よく、あたたかいつながりを示す「オレンジ」。ライフスタイル事業領域のサービスを中心に「温かいつながり」を表現するエモーションロゴとして使用される。

また、新ステートメントとして「心もつなごう」を制定。ただ「つながればいい」という効率的な機能の提供ではなく、歓喜や興奮、温かな思い、幸せ、居心地の良さの共有を通じて、その先に、もっと深くて濃く豊かな、心のつながりを生み出すことを目指す。