静岡県袋井市は、地域資源を活かしたシティプロモーションとして、オリジナルストーリーで見せる観光動画と「たのしい・おいしい」情報を詰め込んだ冊子の公開をスタートした。
静岡県袋井市は、東海道五十三次の真ん中に位置し、肥沃な土地と豊かな清流を有している。最高級マスクメロン「クラウンメロン」やお茶・お米などの特産品、根強いファンを持つ遠州三山(えんしゅうさんざん)をはじめとする寺社仏閣だけでなく、あまり知られていない街の魅力を、今回公開した動画と冊子では「落語×観光」「おいしい・たのしい」をキーワードに発信している。

プロモーション動画『袋井、愛の物語』は、袋井市出身の落語家・三遊亭鳳笑による落語と、街の魅力あふれる観光名所が組み合わさった「落語×観光」の新たなシティプロモーション動画となっている。オリジナル小話『袋井、愛の物語』に合わせて、袋井市の魅力に引き寄せられた2人が不思議な縁でつながっていくストーリーで、市内にある「愛の鐘」や風鈴など、街中の環境音を組み合わせ制作されたオリジナルサウンドが起用されている。
また、おいしいたのしい『ふくろいBOOK』は、厄除だんごで有名な法多山尊永寺、新春に開催されるひなまつりが圧巻の秋葉総本殿可睡齋、目や足腰にご利益があるとされる目の霊山・油山寺の遠州三山詣でをはじめ、マスクメロンの最高峰「クラウンメロン」や温暖な気候に育まれる野菜やお米を使ったグルメなどたのしいとおいしい情報を詰め込んだ1冊となっている。冊子はJR袋井駅・愛野駅や近郊の宿泊施設へ配架しているほか、書籍ポータルサイト「しずおかイーブックス」で電子書籍版を公開している。
 
おいしいたのしい『ふくろいBOOK』
おいしいたのしい『ふくろいBOOK』