電通においてDE&I(社会における「ダイバーシティ(多様性)・エクイティ(公平性)&インクルージョン(包摂性)」に関する課題と対策の略)領域の調査・分析とソリューションの開発を専門に行う組織である電通ダイバーシティ・ラボ(以下「DDL」)は、ジェンダー・ギャップ問題の解決に向けた施策の一つとして、アイデア発想を支援するツール「ジェンダー課題チャート」を発表した。
「ジェンダー課題チャート」は、電通ダイバーシティ・ラボが調査やブランド・コミュニケーション、女性にかかわる課題に向き合う企業の戦略策定支援などの活動を通じて得た情報などを整理したもの。女性に関わる課題を12のテーマに分け、それに紐づく具体的な95個の課題と客観的データが一覧で俯瞰できるようになっている。

DDLはこれを転用可能なデジタルブックとして無料で提供するほか、企業における女性エンパワメントアクションの促進につながるワークショップやコンサルテーションなどの各種プログラムを提供することで、関係企業と共にDE&Iのさらなる推進に取り組んでいく考えだ。