「コロナ禍が収束しても現在の生活を維持したい」 コロナ禍2年目の意識調査【博報堂生活総合研究所調べ】
博報堂生活総合研究所は、2020年3月から毎月、「新型コロナウイルスに関する生活者調査」を実施してきた。最新の4月調査では追加項目として、コロナ禍になって約2年経過したところで、生活者の「現在の生活スタイルの維持意向」や「新たに気づいたこと」などを聞いた。調査は4月1~4日、対象は首都圏・名古屋圏・阪神圏の20~69歳の男女1500名。
今回は、「コロナ禍が収束しても現在の生活を維持したい」が昨年より5.2ポイント増加し61.5%という結果に。理由としては、「感染不安」「今の生活に慣れた」「自分の時間を充実させた生活ができる」「人に会わない生活が快適」などがあがった。
現在の生活スタイルの維持意向
「現在の生活スタイルを維持したいか(新型コロナウイルスへの感染懸念がなくなった前提で)」と聞いたところ、「そう思う」計が61.5%で、一年前の調査(同56.3%)から5.2pt増加した。男女ともに増加の傾向だ。
昨年は女性(58.5%)より低かった男性(54.2%)が今回は大きく伸び、男女ともほぼ同じスコアとなった。(男性は7.2pt増の61.4%、女性は3.2pt増の61.7%)。
現在の生活スタイルを維持したい理由
「現在の生活スタイルを維持したい」と回答した人に理由を尋ねたところ、全体では1位が「コロナに限らず感染症が不安」(41.7%)、2位は「今の生活スタイルに慣れた」(33.0%)、3位は「自分の時間を充実させた生活ができる」(32.4%)、4位は「人とあまり会ったり関わったりしない生活が快適」(29.6%)となっている。
男女別でみると、女性の方が高い項目が多くなっている。特に「人とあまり会ったり関わったりしない生活が快適」(女性が18.0pt高い)、「マスクをする生活の方が快適」(同13.9pt)、「インドアで過ごす生活が快適」(同12.6pt)、「コロナに限らず感染症が不安」(同12.4pt)など。女性は、人と会わなくてもすむマイペースな生活の快適さを保ちたい意向が強く、マスクの方がむしろ快適と捉える人も多くなっている。
今回は、「コロナ禍が収束しても現在の生活を維持したい」が昨年より5.2ポイント増加し61.5%という結果に。理由としては、「感染不安」「今の生活に慣れた」「自分の時間を充実させた生活ができる」「人に会わない生活が快適」などがあがった。
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「現在の生活スタイルを維持したいか(新型コロナウイルスへの感染懸念がなくなった前提で)」と聞いたところ、「そう思う」計が61.5%で、一年前の調査(同56.3%)から5.2pt増加した。男女ともに増加の傾向だ。
昨年は女性(58.5%)より低かった男性(54.2%)が今回は大きく伸び、男女ともほぼ同じスコアとなった。(男性は7.2pt増の61.4%、女性は3.2pt増の61.7%)。
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「現在の生活スタイルを維持したい」と回答した人に理由を尋ねたところ、全体では1位が「コロナに限らず感染症が不安」(41.7%)、2位は「今の生活スタイルに慣れた」(33.0%)、3位は「自分の時間を充実させた生活ができる」(32.4%)、4位は「人とあまり会ったり関わったりしない生活が快適」(29.6%)となっている。
男女別でみると、女性の方が高い項目が多くなっている。特に「人とあまり会ったり関わったりしない生活が快適」(女性が18.0pt高い)、「マスクをする生活の方が快適」(同13.9pt)、「インドアで過ごす生活が快適」(同12.6pt)、「コロナに限らず感染症が不安」(同12.4pt)など。女性は、人と会わなくてもすむマイペースな生活の快適さを保ちたい意向が強く、マスクの方がむしろ快適と捉える人も多くなっている。
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