東京コピーライターズクラブは、六本木の書店「文喫」にて、1962年から60年分の広告、キャッチフレーズ、コピーを味わう展覧会「ことバー」を6月5日まで開催している。
「ことバー」では、アートディレクター浜辺明弘氏により、さまざまなコピーに酔える素敵なBAR空間として演出された店内に1963年の初刊から約60冊におよぶ広告収録本『コピー年鑑』を一堂に展示し、実際に手に取って読める貴重な体験を提供する。

また、各界著名人やコピーライターたちが拾い集めた「2021年の言葉たち」の展示も行われ、2020~2021年に刺さったことばを、広告コピー以外から集めて紹介。ことば採集には、コピーライターをはじめ、作家や学者、編集者、芸人やオリンピアン、宇宙飛行士などが参加した。

さらに会期中には、広告界の第一線で活躍する、福部明浩氏、高崎卓馬氏、東畑幸多氏、尾上永晃氏が、それぞれいま一番会いたい人である深井龍之介氏、中島岳志氏、東畑開人氏、内田也哉子氏を迎えて語り合うトークライブが開催された。来場・オンライン両方での参加を可能とし、いずれも「1カ月間のアーカイブ視聴付き」となっている。