オールアバウトは、コンテンツマーケティングプラットフォーム「PrimeAd(プライムアド)」において、広告代理店と提携メディアのビジネスマッチングを支援する新機能「PrimeAd BMP」の本格提供を開始したことを発表した。

 
これまでオールアバウトでは、自社で展開するメディア広告ビジネスに加えて、プラットフォームポジションでコンテンツマーケティング業界全体のDXを推進するべく、「PrimeAd」構想を立ち上げてきた。広告主・広告代理店に対して、メディアを活用したコミュニケーション施策の横断的なプランニングにはじまり、制作進行・受発注の管理や、統一指標での施策効果を一元管理するレポート機能など、従来のメディアビジネスで培ったノウハウとデータを活かし、コンテンツマーケティングに関わる全ての業務の効率化と市場拡大の実現を目指している。

その事業構想の第一フェーズとして、広告代理店と提携メディアのビジネスマッチング機能「PrimeAd BMP」を2020年7月からβ版として提供開始。これまで大手広告代理店を中心に導入が進捗し、堅調にID数が増加している。提携メディアサイドにおいても、生活系Webメディア、ニュース、スポーツ、ビジネスといったさまざまなジャンルから優良なメディアが参画。さらには、「PrimeAd BMP」の継続利用意向が約9割に達するなどサービスへの満足度も非常に高い結果となった。

こうしたニーズを詳細に把握しながら、サービス内容の磨き込みを行い、PMF(Product Market Fitの略。自社のプロダクトやサービスが、適切な市場に受け入れられている状態)が、ほぼ計画どおり進捗したことから、正式版として本格的なリリースを開始した。
 
広告代理店は「PrimeAd BMP」を活用することで、オールアバウトが提携する約200の優良メディアに即座に問い合わせが可能となる。メディアへの問い合わせは媒体資料に記載された既存メニューに限らず、広告主の課題に即して自由に相談でき、テキスト・動画などフォーマットを限定することなく、幅広いコンテンツ制作協力を依頼できる。なお、「PrimeAd BMP」で提示される媒体メニューは、相談内容に応じて価格や内容をメディアが都度調整するため、広告主の課題解消に必要なプランを厳選し提供することが可能だ。