CARTA HOLDINGSのグループ会社であるCARTA COMMUNICATIONS(以下、CCI)は、7月、国内のデジタルマーケティング業界の関係者を対象に、2022年上期インターネット広告動向および、これからの広告指標についての調査を実施した。
同調査は、昨今のインターネット広告市場における具体的な変化を2020年7月から半期ごとに調査をしているものである。国内のマーケターのアンケート回答結果と同社の運用型ディスプレイ広告出稿分析ツール「CCI 360 Programmatic Display Market Analytics」のデータをもとに、インターネット広告キャンペーン費用の推移など、該当期間におけるインターネット広告の出稿傾向をホワイトペーパーとしてまとめた。

2022年上期インターネット広告市場動向の主なポイント

インターネット広告費の増減
2022年上期のインターネット広告費は横ばい、または減少したとの回答が半数を超え52.2%となった。
インターネット広告景況感の実績
調査を開始して以降、上昇傾向であったインターネット広告費の市況感は、2022年上期になりはじめて減少。不透明な社会環境やインフレなどの影響もあると推測された。
2022年下期の業種別出稿動向予測

これからの広告指標についての主なポイント

「提供した・提供されたことのある広告指標」と「今後提供したい・提供を求められている広告指標」
今後提供したい・求められている指標としてはブランドリフト、購買リフト、ユーザー属性がランキング上位。
ランキング上昇率では購買リフト、LTV、オンターゲット率が上位となり、広告効果の可視化と適切なターゲットへのアプローチ結果が求められている。
調査概要
タイトル: 「インターネット広告市場」の動向に関する調査
調査手法: メール配布によるアンケート調査
調査時期: 7月4日~18日
対象者 : 広告主、広告会社、媒体社、メディア、プラットフォーマー、テクノロジー・ソリューションベンダー、メディアレップなどインターネット広告市場に関係のある方
回答数: 253