最もよく見られている縦型動画は「YouTube(shorts)」。7割が縦長プロモーション動画を「スキップしない」【テテマーチ調べ】
企業向けSNSマーケティング支援を中心としたビジネス展開をするテテマーチは、8月8日~10日の期間で「SNSの縦型動画に関する意識」についてのアンケート調査を実施した。調査は、首都圏在住の20代~40代の男女300名を対象に行われた。
Instagramは2020年8月に『Reels』、YouTube は2021年9月に『shorts』をリリースし、ユーザーの縦型動画に対する注目は年々高まりを見せている。同調査結果から、各プラットフォームの変化に合わせ、多くのユーザーが縦型動画を視聴していることがわかった。
また、今後もこの縦型動画を好んで視聴するユーザーは拡大することが予想でき、企業はプラットフォームの特性を理解したうえで、プロモーションを実施することで成果に結びつきやすくなるという結果となった。調査サマリーと概要は以下の通り。
また、男女で縦型動画を視聴しているSNSに違いが見られた。男性が最もよく見るSNSの縦長動画は「YouTube(shorts)」、女性は「Instagram(Reels)」という結果とり、違いが見られた。
また、縦型動画を見る理由については、全世代の40.0%が「短時間で見やすいから」と回答し、最多となった。次いで、「流行りを知りたいから」が26.3%、「趣味や仕事の情報収集のため」が23.7%との結果となっている。
■7割のユーザーが「プロモーション目的の縦型動画」をスキップせずに視聴
商品やサービス紹介のためのプロモーション目的の縦長動画を見た際に、どのような行動をとるかを尋ねたところ、「紹介されている商品やサービスの内容によっては見る」が40.7%となった。次いで、「内容は関係なくスキップする(一切見ない)」が40.0%、「紹介している人によっては見る」が18.7%、「プロモーション動画であるかは特に気にせず見る」が12.3%という結果が得られた。
性別・年代別だと30代女性は「内容は関係なくスキップする(一切見ない)」が46%と一番高いが、一方で、40代男性の回答で最も高いのは「紹介されている商品やサービスの内容によっては見る」で46%となっている。全体的な結果として動画をスキップせず「見る」という選択が約70%にのぼり、縦型動画はユーザーの興味が高いことがわかった。
■47.8%が、縦型動画で紹介された商品・サービスの購入経験あり
商品やサービス紹介のための“プロモーション目的の縦型動画”を見て、その商品やサービスを購入したことがあるかという質問には、購入したことが「数回ある」が30.6%という結果となった。また、「何度もある」が10.0%、「一度だけある」が7.2%となり、47.8%がプロモーション目的の縦型動画を見て商品やサービスを購入した経験があることがわかった。
また、男女別では、【購入したことがある】割合が男性で52.7%、女性で42.5%となり、男性の方がプロモーション動画を見て商品やサービスを購入している割合が高いことがわかっている。
Instagramは2020年8月に『Reels』、YouTube は2021年9月に『shorts』をリリースし、ユーザーの縦型動画に対する注目は年々高まりを見せている。同調査結果から、各プラットフォームの変化に合わせ、多くのユーザーが縦型動画を視聴していることがわかった。
また、今後もこの縦型動画を好んで視聴するユーザーは拡大することが予想でき、企業はプラットフォームの特性を理解したうえで、プロモーションを実施することで成果に結びつきやすくなるという結果となった。調査サマリーと概要は以下の通り。
調査サマリー
- 最もよく見るSNSの縦型動画は「YouTube(shorts)」で43.0%
- 休日の縦型動画の平均視聴時間は「5分未満」が41.3%。長時間視聴のユーザーも
- 7割のユーザーが「プロモーション目的の縦型動画」をスキップせずに視聴
- 47.8%が、縦型動画で紹介された商品・サービスの購入経験あり
調査結果
■最もよく見るSNSの縦型動画は「YouTube(shorts)」で43.0%
よく見るSNSの縦長動画を尋ねたところ、「YouTube(shorts)」が43.0%で最も多い結果となった。次いで「Instagram(Reels)」が35.7%、「Twitter」が9.3%、「TikTok」が8.7%となった。
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また、縦型動画を見る理由については、全世代の40.0%が「短時間で見やすいから」と回答し、最多となった。次いで、「流行りを知りたいから」が26.3%、「趣味や仕事の情報収集のため」が23.7%との結果となっている。
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世代別の特徴として、20代男女の1位は41.0%で「短時間で見やすいから」、次いで「流行りを知りたいから」が40.0%となり、他の世代と比較して情報感度が高い世代であることもわかっている。
また女性は「自分も発信しているから」と回答した割合が、年代が重なるにつれて微増しており、年々減少していく男性と大きな違いが見られた。これは結婚や出産などを経て自分の時間が増える女性ならではのライフスタイルの変化により、SNSに費やす時間が生まれていることが影響していると考えられる。
■休日の縦型動画の平均視聴時間は「5分未満」が41.3%。長時間視聴のユーザーも
【5分未満】の回答が41.3%で1位、【5分以上30分未満】が23.0%で2位、【30分以上1時間未満】が15.3%で3位という結果となった。また、【1時間以上】を選択した結果を合わせると20.3%で、特に20代女性と30代男性は【3時間以上】が10%となり、長時間視聴しているユーザーが多く、縦長動画が注目されていることがわかる。
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商品やサービス紹介のためのプロモーション目的の縦長動画を見た際に、どのような行動をとるかを尋ねたところ、「紹介されている商品やサービスの内容によっては見る」が40.7%となった。次いで、「内容は関係なくスキップする(一切見ない)」が40.0%、「紹介している人によっては見る」が18.7%、「プロモーション動画であるかは特に気にせず見る」が12.3%という結果が得られた。
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■47.8%が、縦型動画で紹介された商品・サービスの購入経験あり
商品やサービス紹介のための“プロモーション目的の縦型動画”を見て、その商品やサービスを購入したことがあるかという質問には、購入したことが「数回ある」が30.6%という結果となった。また、「何度もある」が10.0%、「一度だけある」が7.2%となり、47.8%がプロモーション目的の縦型動画を見て商品やサービスを購入した経験があることがわかった。
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