マーケティングDX事業、自動車産業DX事業を営むナイルは、全国の男女4407名を対象に、インターネット利用時の検索行動に関するアンケート調査を実施、その結果を公表した。

調査サマリーと結果詳細は、以下の通り。

【調査サマリー】

●GoogleとYahoo!を除いた、インターネット検索の利用頻度がもっとも高いものは男女差があり、それぞれ女性は「Instagram」、男性は「YouTube」が最多
●検索行動では、約3割の人が「予測キーワードで検索」。また、約2割が「記事を開かず、検索結果画面で解決」
●直近で検索したキーワードを覚えている人のうち、約4割が「1回の検索で答えが見つかった」と回答

【調査結果】

●GoogleとYahoo!を除き、インターネット検索で最も利用頻度の高いもの1位は、女性「Instagram」、男性「YouTube」で男女差
全国男女4407人のうち、インターネットを利用して調べものをする時もっとも利用頻度が高いものは、男女共に1位「Google(49.8%)」2位「Yahoo!(28.6%)」と回答した。一方で、男女別で見ると3位以降のランキングに差が生まれ、女性は「Instagram(5.7%)」、男性は「YouTube(3.6%)」であることがわかった。
●キーワード検索方法のうち「予測キーワードで検索する」人は約3割
検索エンジン(Google、Yahoo! など)を利用して調べものをする男女221名のうち、キーワードの検索方法として最も多かったのは「キーワードを複数入力する(65.6%)」、次いで「キーワードを1つ入力する(65.2%)」と回答した。「キーワードを入れたあとに出る、予測キーワードで検索する」と回答した人は、約3割だった。
●約2割が「記事を開かず、検索結果画面で解決する」と回答
キーワード入力後、どこを見て答えを見つけるかの問いに対して、68.8%が「検索結果に出た、上位の記事を見る」と回答。次いで「1番上に出てきた情報を見る(51.6%)」、「画像(タブ)を見る(24%)」が続いた。

一方で、約2割が「記事は開かず、検索結果画面で解決する」と回答しており、記事を見ずに検索を完結させていることが覗える。
●検索エンジンを利用する目的、1位「知らない言葉、人物」2位「ニュース」3位「趣味に関すること」
普段インターネットを利用した調べ物をするときに、SNSではなく検索エンジンを使う目的を尋ねたところ、最も多かったのは「知らない言葉、人物(77.4%)」2位「ニュース(50.2%)」、3位「趣味に関すること(48.4%)」となった。
●約4割が「1回の検索で答えが見つかった」と回答
上記で回答した92名に、直近で調べたキーワードに対する検索回数を聞いたところ、41.3%が「1回の検索で答えが見つかった」との回答があった。
 
次いで、31.5%が「2~3回の検索をした」と回答しており、約7割以上が3回以内で検索行動を完結していることがわかった。

多くのユーザーが「検索結果に表示された上位の記事」または「1番上に出てきた情報」を見ていると回答する一方、約2割が「検索結果画面で解決する」「他の人はこちらも質問」を見ると回答。記事を見ずに検索を完結する人がいることがわかった。また、「画像」「ニュース」「動画」「ショッピング」といったタブのなかでも、特に「画像」タブが見られており、画像検索対策の必要性が高いことが見受けられる。

【調査概要】
・調査期間:2022年8月5日~8日
・調査方法:自社調査(インターネット調査)
・調査対象:全国の20代~60代男女 4407人
・年齢:20~29歳 29.9%、30~39歳 39.8%、40~49歳 22.6%、50~59歳 5.0%、60歳以上 2.7%