博報堂生活総合研究所は、1992年から2年に1度実施している長期時系列調査「生活定点」の2022年調査を実施し、その結果の一部を、10月11日に公開した。同調査では、生活者の意識や行動の変化から将来の価値観や欲求の行方を予測するため、同じ条件の調査地域・調査対象者に対し、同じ質問を繰り返し投げかけている。今回は30回目の調査となり、首都40km圏・阪神30km圏内の20歳~69歳の男女3084人を対象に、5月11日から6月20日の間、調査が行われた。

今回は、2022年に「過去最高」「過去最低」を更新した主な項目について紹介。1992~2022年=平成初期から令和にかけての30年間の調査データの推移から社会や慣習に縛られず、自律に向かう生活者の様子が見えてきた。
また、2022年調査を受け、「生活定点」調査の30年間・約1400項目におよぶデータを無償公開するウェブサイトも10月11日よりアップデートされた。同時に、調査データをもとに1992年の若者と2022年の若者の暮らしや価値観を表現したマンガも特設サイトで公開している。

<参考データ>