Hub Worksは、経営者285名を対象に「BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実態調査」を行い、BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実施動向や現状を公開した。

調査サマリーと結果詳細は、以下の通り。

【調査サマリー】

●全体の約50%が「デザイン/コンテンツ配信/戦略プランニング」をアウトソースしている
●主要なコンテンツ配信手段は「SEO/Web広告/Twitter投稿」である
●最もマーケティング効果があると感じられているコンテンツ1位は「口コミ/ニュース」である
●これから新たに導入したいコンテンツTOP3は「ホワイトペーパー/記事/ショート動画」である

【調査結果】

●全体の約50%が「デザイン/コンテンツ配信/戦略プランニング」をアウトソースしている
「アウトソースしている作業を教えてください」という質問に対し、「デザイン52.6%・コンテンツ配信47.4%・戦略プランニング45.6%」という結果となった。専門性や工数を要するこれら3つの作業は、全体の約半数のBtoB企業でアウトソースされていることがうかがえる。
●主要なコンテンツ配信手段は「SEO/Web広告/Twitter投稿」である
「制作したコンテンツの配信手段はどれですか?」という質問に対し、「SEO31.0%・Web広告27.9%・Twitter投稿21.7%」という結果になった。BtoB企業では、ユーザーが検索手段として日ごろから利用する検索エンジンとTwitter、そして検索の過程で目にするWeb広告を主な配信手段としていることがわかる。
●最もマーケティング効果があると感じられているコンテンツ1位は「口コミ/ニュース」である
「以下のコンテンツの種類のうち、マーケティング効果があると感じるコンテンツはどれですか?」という質問に対し、「口コミ24.8%・ニュース24.8%・イベントレポート23.3%・アンケート22.5%」という結果となった。特筆すべきは第三者の意見を知ることができるコンテンツが上位を占めている点である。他者の意見を知る事ができるコンテンツはユーザー需要が高く、BtoBマーケティングにおいてもマーケティング効果が高いことがわかる。
これから新たに導入したいコンテンツTOP3は「ホワイトペーパー/記事/ショート動画」である
「現在まだ取り組めていない方法で、今後新しく導入したいと考えているフォーマットはどれですか?」という質問に対し、「ホワイトペーパー/19.4%・記事17.8%・ショート動画14.7%」という結果になった。ホワイトペーパーや記事など継続的かつ大量に制作しやすいものに加え、最近普及しているショート動画も需要があることがわかる。
【調査概要】
調査名称:BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実態調査
調査対象:BtoB企業の経営者
有効回答数:285
調査方法:アンケート調査
調査機関:Surveroid
「Hub Works調べ」
https://wehubworks.com/whitepaper/btobcontentsmarketing_research/