元ヤフー社員の共同出資のもと、「世の中から、孤独をなくす」をパーパスに掲げた合同会社「TanoBa」が創業した。人の基本的欲求である「孤独の回避」を広く緩やかな繋がりによって実現する場所をTanoBa(他の場)と名付け、誰もが自分の人生をかけがえの無いものと感じられる場所や場面を創造していく。
同社は、「For Community事業(人と人がリアルに繋がる場所づくり)」「For Corporation事業(企業と個が繋がる機会づくり)」「For Individual事業(自分らしくいられる場面づくり)」の3つの事業を推進していく。

孤独・孤立の解消は、最優先で取り組むべき社会課題という想いのもと、取り組みの第1弾として、5月13日より、温かく心地よい食事を楽しむ機会「タノバ食堂」の実証実験を開催する。平成29年度世田谷区空き家等の地域貢献活用助成事業に採択された地域コミュニティスペース「ふかさわの台所」を活用し、「食堂の利用料金を自由価格制とすること」、「初対面同士が食事を共にすること」による参加前後の態度や気持ちの変化などを調査・検証する。