掲載情報|Vol.67-2 Mizkan流マーケター教育術 育てたいのは「ヒット商品をつくれる人材」 キャリアアップナビ
ぽん酢、めんつゆ、鍋の素など日本の食卓には欠かせない調味料を生み出すメーカー、Mizkan。同社の取締役 マーケティング本部本部長を務める槇亮次(まきりょうじ)さんは、約180人のマーケティング本部を統括しながら、「地元を味わう味ぽん『味ぽんfor宇都宮餃子』」や「カンタン酢 トマト」などの新商品を続々と手がけています。ご自身がヒットメーカーでもある槇さんは、どのようにマーケターを育成されているのでしょうか。ヒット商品を生む秘訣と合わせて、マスメディアンのキャリアコンサルタント・荒川直哉が伺いました。
マスメディアン荒川が取材をした「キャリアアップナビ」記事が、宣伝会議「AdverTimes.」に掲載されました。
はい、そこが特徴的な部分なんです。研究開発とマーケティングの部署は、別に設けている企業が多いと思いますが、Mizkanのマーケティング本部は、約180人のうち、約半分が研究開発を行うメンバーです。残りは商品企画を担当するブランドチーム、広告宣伝を統括するコミュニケーション戦略部、メニュー開発チームやデザインチームなど、プロダクトに関わるマーケティングを行うチームで構成されています。
Mizkanの企業理念には「買う身になって まごころこめて よい品を」という言葉があります。「よい品」、つまり中身にこだわるために、基幹部門であるマーケティング本部の中に、調味料自体の研究開発を行うメンバーがいるということです。正直、研究開発チームのメンバーに専門的なことを言われて、「ん?」と聞き返すことも多々ありますが(笑)。
──入社されてもうすぐ2年ですよね。槇さんはマーケティング本部をどのような組織にしたいと取り組まれてきたのでしょうか。
ヒット商品をつくれる人材を育成できるか、を重視しています。
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──Mizkanのマーケティング本部は、研究開発チームも内包しているとお聞きしました。はい、そこが特徴的な部分なんです。研究開発とマーケティングの部署は、別に設けている企業が多いと思いますが、Mizkanのマーケティング本部は、約180人のうち、約半分が研究開発を行うメンバーです。残りは商品企画を担当するブランドチーム、広告宣伝を統括するコミュニケーション戦略部、メニュー開発チームやデザインチームなど、プロダクトに関わるマーケティングを行うチームで構成されています。
Mizkanの企業理念には「買う身になって まごころこめて よい品を」という言葉があります。「よい品」、つまり中身にこだわるために、基幹部門であるマーケティング本部の中に、調味料自体の研究開発を行うメンバーがいるということです。正直、研究開発チームのメンバーに専門的なことを言われて、「ん?」と聞き返すことも多々ありますが(笑)。
──入社されてもうすぐ2年ですよね。槇さんはマーケティング本部をどのような組織にしたいと取り組まれてきたのでしょうか。
ヒット商品をつくれる人材を育成できるか、を重視しています。
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