マスメディアン荒川が取材をした「キャリアアップナビ」記事が、宣伝会議「AdverTimes.」に掲載されました。 ──仕事をする上で、指針としていることを教えてください。
10年くらい前、ニッセン・ジー・イー・クレジットというカード会社でマーケティング部門の管理職を務めていたのですが、その出資会社であるGeneral Electric社がコンセプトとしていた「コンフォートゾーンを出ろ」という言葉です。

コンフォートゾーンとは、自分にとって居心地がよい環境のことです。仕事を例に説明すると、慣れた業務をやり続けるのは、失敗する不安がない。そして、いつも同じメンバーと仕事をしていれば、耳が痛いことを言われずに済む。

慣れた環境に留まることは快適です。でも、成長のためには挑戦が必要で、時にはそのゾーンを出て新しい自分を発見することが大事だという話でした。

──選択肢がいくつかあったら、険しい方へ進みなさいということですね。そう言われて、どうでした?
最初はあまりピンときませんでした。でも、せっかくアドバイスをもらったので、何か新しいことに挑戦してみるかと思って。仕事ではありませんが、好きなサッカーの指導者ライセンスを取ってみることにしたんです。指導者ライセンスは少年サッカーやプロレベルの指導者が取得するもので、レベルが高いのはわかっていましたが、思い切って講習会に申し込みました。
  
──それはいつ頃のことですか?
私が40歳の時です。当然ながら、カリキュラムには座学だけでなく、実技もありました。勢いで行ったはいいけれど、実際は全然走れないし、実技も群を抜いて下手で……。

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荒川直哉
株式会社マスメディアン
取締役 国家資格キャリアコンサルタント
荒川直哉
マーケティング・クリエイティブ職専門のキャリアコンサルタント。累計4000名を超える方の転職を支援する一方で、大手事業会社や広告会社、広告制作会社、IT 企業、コンサル企業への採用コンサルティングを行う。転職希望者と採用企業の両方の動向を把握しているエキスパートとして、キャリアコンサルティング部門の責任者を務める。「転職者の親身になる」がモットー。
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キャリアアップナビ
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