マスメディアン荒川が取材をした「キャリアアップナビ」記事が、宣伝会議「AdverTimes.」に掲載されました。 ──坂下さんにとって、マーケターはどういう職種だと思いますか。
マーケターとは、ビジネスとブランドの継続的な成長を実現するプロフェッショナルのこと。

私の職業は、プロのマーケターです。そのため、1つの会社にしがみつくことはしません。自分を雇ってくれた会社へのリターンの最大化を、常に考えているんです。だから何より大切なのは、たとえ自分がいなくなった後でも、ビジネスやブランドが成長し続けるために持続可能な「仕組み」をつくること。これが、私のプロフェッショナルとしてのこだわりです。

──坂下さんが提唱する「モノガタリマーケティング」もその仕組みのひとつですか?
そうです。マーケターは、単に「モノ」を“提供”するのではなく、「モノガタリ」をお客さまに“提案”しなければならないというのが私の持論です。モノガタリに共感したお客さまは、自分から「モノ」に価値を見出してくれる。それでこそ、商品はブランドになっていくわけです。
 
──例えば、日本マクドナルド時代に企画開発された「サムライマック」では、どんな「モノガタリ」を提案されたのでしょう?
日本マクドナルドでは2010年頃からクォーターパウンダーやグランシリーズなど、プレミアムバーガーをさまざま試してきました。ただ、なかなか定番メニューになるようなヒット商品は生まれず苦戦していたなか……

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荒川直哉
株式会社マスメディアン
取締役 国家資格キャリアコンサルタント
荒川直哉
マーケティング・クリエイティブ職専門のキャリアコンサルタント。累計4000名を超える方の転職を支援する一方で、大手事業会社や広告会社、広告制作会社、IT 企業、コンサル企業への採用コンサルティングを行う。転職希望者と採用企業の両方の動向を把握しているエキスパートとして、キャリアコンサルティング部門の責任者を務める。「転職者の親身になる」がモットー。
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キャリアアップナビ
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