横浜・戸塚のヘリ発着場に集合し、ヘリコプターとご対面です。着いて早々、ボルテージの上がる古賀さんとクドウさん。

チャーター会社から搭乗前の説明を受け、最後に万が一のときの念書に一筆を入れます。「そういう危険も隣り合わせですよね……」とビビる古賀さん。
さっそくヘリコプターに乗り、横浜から東京へのフライトを楽しんでもらいます。
クドウナオヤさん(左)、古賀崇洋さん(右)
クドウナオヤさん(左)、古賀崇洋さん(右)
実は、一度荒天でフライト順延となっていたこともあり、「この浮遊感!? 確かに風の強い日は飛べないですね……」とクドウさん。少し不安がよぎります。そんな一行の心配をよそに、ヘリは横浜上空から東京方面へ飛び立ちます。日産スタジアムや多摩川を越え、東京方面へ向かいます。
ヘリに乗って10分も経たずして、東京タワーが遠くに見えてきました。東京タワーを目前にして、今日一番テンションが上がる古賀さんとクドウさん。「スタッズみたい!」と興奮の古賀さん。ヘリのパイロットの方からの「このアングルだと東京タワーとスカイツリーが重なるんです」というアナウンスに、メンバーも感嘆します。
東京タワー上空を通り過ぎると、汐留の電通本社が見えてきました。「うおーーー! 俺ここで働いてる(笑)」とクドウさん。
次に臨むは、日本のビジネスの中心地である東京駅。八重洲口側、丸の内側ともに高層ビル群が並びます。奥に見える皇居が、真っ暗なのが印象的です。
「このあとスカイツリー方面へ向かいます」とパイロットから。一行の期待も高まります。クドウさん「まさに、街に生えるスタッズ」とコメント。それに対して「このあたりはメリハリが過ぎますね」と古賀さん。ヘリコプターは、スカイツリーを中心に一周し、東から西へ旋回します。
いよいよクライマックス。世界に誇る東京の摩天楼「新宿」「渋谷」へ向かいます。「新宿の光量が一番多い!」と熱く語る古賀さんに、「対照的に後ろの新宿御苑と代々木公園が暗くて、ぽっかりと穴が開いているみたい」とクドウさんは応えます。
次の渋谷は、2分で到着しました。「地下鉄に乗ってしまうとわからなかったけど、東京って地続きなんだなぁと改めて気づいた」とクドウさんがコメント。二人は世界で最も混み合う交差点とも言われる“渋谷スクランブル交差点”を上から眺めます。
一行は渋谷を後に、横浜方面に戻ります。横浜から出発して、品川や東京など沿岸部を経由し、スカイツリーを旋回した後に、新宿・渋谷と回ってきましたが、フライト時間は30分程度。「楽しすぎて、あっという間だった…」と古賀さん。また「念願だった東京の高層ビル群を上から眺望できて、つぎの作品のインスピレーションが湧きそう」と語ります。
沸いたインスピレーションについては、日を改めて個展開催中の表参道・CoSTUME NATIONAL LABへ場を移して、伺わせていただきました。古賀さん・クドウさんの対談記事はこちらから読むことができます。

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【ナビゲーター】
クドウナオヤ
電通 CMプランナー/コミュニケーション・デザイナー
2012年 電通入社、デジタル・クリエーティブ・センター所属。トヨタのグローバルキャンペーンをはじめ、LEXUSのテレビCMや、日清食品/チキンラーメンのWeb動画「侍ドローン猫アイドル神業ピタゴラ閲覧注意爆速すぎる女子高生」などCMを基軸にした案件を担当。さらに資生堂/マジョリカマジョルカ「マジョリ画」、音楽を味覚化するプロダクト「SQUEEZE MUSIC」といったデジタルを活用したサービス・プロダクトの開発も手がけるなど、さまざまなクリエイティブ領域を“越境”する。New York Festivalsの若手コンペで世界一位になるなど、日本代表として数々の国際賞レースを経験。海外の大学での客員講師など、広告業界内外で講師も務める。

最近では、一夜にしてインスタグラマーになった秋田の84歳「シルバーテツヤ(@slvr.tty)」の“生みの孫”としても注目を集める。
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初体験ズ
この連載では、毎回さまざまな分野のゲストをお招きし、ゲストがやったことのない初体験を一緒にチャレンジしながら、普段の本業ではなかなか垣間見ることができない、その人のモノの捉え方、考え方の本質に踏み込んでいきます。そして、そこで新しく得た刺激をもとに本業に活かせるアイデアのヒントを空想していきます。
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