オトナルは3月に、朝日新聞社と共同で「PODCAST REPORT IN JAPAN 第4回ポッドキャスト国内利用実態調査」を公開した。今回、同調査のデータを、24種類のメディアの利用状況にフォーカス・再編集し、「国内24メディア利用実態レポート」として発表した。
本レポートは15歳から69歳の男女1万人を対象にしており、年齢や性別、職業などで利用動向を分析している。

調査結果の要旨は以下の通り。

月間利用率の高いメディアはYouTube、LINE、テレビ

月間の利用率の高いメディアは、トップ3がYouTube、LINE、テレビとなった。性別ごとのメディア利用動向を比較すると、Instagram、TVer、Netflixの3メディアは女性利用比率が高いことが分かる。

LinkedInはマネジメント職に、Discordは学生に使われている

職業別メディア利用実態を見ていくと、LinkedIn、Facebook、雑誌の利用者はマネジメント職に多い傾向にあった。一方で、Discord、Pinterest、TikTokは学生に利用されていることが分かる。

LinkedIn、ポッドキャスト、Twitch、Threadsの利用者は情報感度が高い

情報感度が高い層に注目してメディアの利用動向を見ていくと、ユーザーの情報感度に関する2つの質問において、LinkedIn、ポッドキャスト、Twitch、Threadsの4つのメディアがいずれも上位5位に入る結果となった。

高年収ユーザーはFacebook、ポッドキャスト、新聞、Amazon Prime Videoを利用

利用者の年収別にメディア利用動向を見ていくと、年収1000万円以上のユーザーの利用比率が高いメディアは、Facebook、ポッドキャスト、新聞、Amazon Prime Videoであることが分かった。
調査概要
実施時期:2023年12月8日~9日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:15~69歳の男女、全体調査1万人(人口構成比に準じてウェイトバック集計を実施)