株式会社Luupは、小型電動アシスト自転車を用いた短距離移動シェアサイクルサービス「LUUP」の提供を開始することを発表した。5月25日より、渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の6エリアの一部にて提供される。
「LUUP」は、街じゅうの電動マイクロモビリティに、どこからでも乗れて好きな場所に返せるシェアリングサービス。現在、飲食店や駐車場などの空きスペースを活用したポート(モビリティのレンタル・返却ができる場所)が57ヶ所に存在し、小型電動アシスト自転車のシェアを開始している。

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、自宅から徒歩や自転車で移動できる範囲内での生活スタイルの確立が急務となっている。Luupでは、ポート設置数や電動アシストといったサービスの特徴を活かし、ポストコロナにおいて人々が安心して移動ができる社会を実現するとしている。

また、同社ではこうした状況下で街のために尽力する人々を「LOCAL HERO」と呼び、必要不可欠な外出を支援。「LUUP for LOCAL HERO」というスローガンのもと、自転車およびポートの定期的な消毒・抗菌や、特別料金でのサービス提供などに取り組んでいる。
Luupでは、将来的に同サービス内にて、さまざまな電動マイクロモビリティを導入予定。すべての人のニーズや身体能力、それぞれの好みに合わせた移動体験を選択できるような未来を実現していく方針だ。

過去にadvanced by massmedianにて、取材したLuup代表の岡井大輝さんの記事はこちら。岡井さんが思い描く、モビリティの未来についてお話いただいています。