電通、「声」で経営課題の支援する新サービス「KOELUTION」を開発

電通で企業のイノベーション創出を支援する専門組織「電通ビジネスデザインスクエア」と、広告の枠を超えて未来づくりの領域をクリエイティビティーでサポートする「Future Creative Center」は、「声」で企業の経営課題解決を支援するサービス「KOELUTION」を企業向けに開発した。 KOELUTIONは、音声×テクノロジーで新しい体験をデザインするVoicyの技術提供のもと開発された新サービス。音声プラットフォーム「Voicy」を活用し、経営者や従業員自身がパーソナリティーとして音声コンテンツを発信。実際の「経営者の声」「社員の声」を届けることで、文章だけでは伝え切れない、体温が感じられるコミュニケーションを実現する。また、あえて音声のみとすることで“ながら聞き”ができる利便性はもちろん、動画よりも気軽に編集でき、文章よりも情報に対する理解度や発信者への親近感を高める効果が期待できる。

サービスパッケージの第1段として、社内コミュニケーションのDX推進に特化した音声ソリューション「KOELUTION For Inner DX」の提供を開始。リモートワークの浸透により社内コミュニケーション不全が課題とされるなか、オリジナルメソッドにより企業の魅力を再発見し、組織課題を解決する具体的な音声コンテンツ企画をはじめとした声の番組表を開発。チャンネルの立ち上げから運用サポート・定期レポートの提供まで一貫して支援する。 電通は今後、KOELUTIONによる社内コミュニケーションのみならず、採用や広報などアウター領域に向けたソリューションサービスも開発予定。「声」を使用した経営課題の解決をさらに推進していく方針だ。