LINEは、同社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を通じ、日本全国約55万人の男女を対象に2021年に話題になった食べものや飲みもの、人物、商品、事柄などについて調査を行った。

総合で第1位は「大谷翔平」選手となり、「マリトッツォ」、「東京2020オリンピック/パラリンピック」が後に続く。4位以降からはやや割合が下がるものの、6位には意識が高まりつつある「SDGs」、9位には若年を中心に人気が高い「東京卍リベンジャーズ」がランクインしている。
 
男女年代別では、男性は10代から60代以上まですべての年代で「大谷翔平」選手が1位となり、年代が上がるにつれてその割合は高く、60代以上になると男女ともに5割以上となった。10代、20代の男性では「ウマ娘 プリティーダービー」が2割前後となり、10代では2位となっている。30代以降の男性では「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」がランクインし、年代が上がるとともに高い割合となった。

一方女性は、男性に比べ「マリトッツォ」の割合が高く、10代~40代で1位。特に20代~50代は約4割となっている。また、流行ったと思う食べものとして、「フルーツサンド」が女性50代、60代以上で5位以内にランクイン。女性10代、20代では話題のアニメ・マンガである「東京卍リベンジャーズ」と「呪術廻戦」の両方が5位以内に入り、若年の流行調査でもそれぞれ1位を獲得していることから人気の様子がうかがえる。また、Netflix史上最大のヒット作である韓国ドラマ「イカゲーム」は女性10代、20代でランクインし、とりわけ10代では2割弱と他の年代に比べ高くなった。なお、女性は40代以降、50代以降では男女ともに「黙食/マスク会食」といった新型コロナウイルスに関連した話題がランクインしている。

LINEリサーチは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、さまざまな調査を定期的に実施していくとしている。