IDEATECHが運営するリサーチPR「リサピー®️」は、BtoB企業のSNS運用に関する実態調査を実施した。同調査は、自社でSNS運用を行うBtoB企業のマーケティング担当者110人を対象に、6月21日~6月23日までの間、インターネット調査にて実施された。

同調査からは、BtoB企業の59.1%が、「リードの獲得」を目的にSNS運用を実施しており、88.2%が「自社のSNS運用によるマーケティング効果」を実感していることがわかった。マーケティングに効果的な理由として、6割以上が「ユーザーに直接的なアプローチが可能だから」と回答する一方で、課題を感じている企業も多く、「コンテンツの企画に工数を割けていない」(54.4%)や「投稿ネタの不足」(44.4%)といった悩みが挙がった。

また、コンテンツの企画に対し悩みを抱える企業が多い傾向にあることから、約9割が「リサーチ結果に基づいたSNSのコンテンツ発信」に興味を示しており、理由としては、「調査結果に基づくコンテンツをよく見かけるから」が69.1%、「数値が使われていると目を引くから」が47.9%という結果になった。

調査サマリーと調査結果は、以下の通り。

【調査サマリー】

【調査結果】

「Q1 あなたのお勤め先では、SNS運用をどのような目的で行っていますか。(複数回答)」(n=110)の質問に対し、「リードの獲得」が59.1%、「認知拡大」が58.2%、「コンバージョン獲得」が50.0%という回答となった。
「Q2 あなたは、自社のSNS運用はマーケティングに効果的だと思いますか。」(n=110)と質問には、「非常にそう思う」が37.3%、「ややそう思う」が50.9%という回答となった。
Q2で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q3.自社のSNS運用がマーケティングに効果的だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=97)と質問したところ、「ユーザーに直接的なアプローチが可能だから」が60.8%、「ユーザー数が多く認知の拡大が可能だから」が53.6%、「潜在顧客にリーチできるから」が40.2%という回答となった。
「Q4.あなたは、自社のSNS運用に関して課題を感じていますか。」(n=110)と質問したところ、「非常に感じている」が34.5%、「やや感じている」が47.3%という回答となった。
Q4で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した方に、「Q5.自社のSNS運用に関してどのような課題を感じているかを教えてください。(複数回答)」(n=90)と質問したところ、「コンテンツの企画に工数を割けていない」が54.4%、「投稿ネタの不足」が44.4%、「運用人材の不足」が44.4%という回答となった。
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、自社のSNS運用に関して感じている課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=89)と質問したところ、「更新頻度の低さ」や「フォロワー数がのびない」など36の回答を得ることができた。

<自由回答・一部抜粋>
・42歳:更新頻度の低さ。
・32歳:フォロワー数がのびない。
・62歳:費用対効果の確認が難しい。
・52歳:会社的な規約をクリアして行くのに一苦労で、多面的な施策が打ちづらい。
・51歳:最終的に受注につながったかどうかよりも、設定目標を達成することに重きを置きすぎていて、変わった手法を試しにくい。
・36歳:運用人材の質が低い。
・41歳:特定の人材に依存してしまう。 「Q7.あなたは、リサーチ結果に基づいたSNSのコンテンツ発信に興味がありますか。」(n=110)と質問したところ、「非常に興味がある」が34.6%、「やや興味がある」が50.9%という回答となった。
Q7で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q8.リサーチ結果に基づいたSNSのコンテンツ発信に興味がある理由を教えてください。(複数回答)」(n=94)と質問したところ、「調査結果に基づくコンテンツをよく見かけるから」が69.1%、「数値が使われていると目を引くから」が47.9%、「市場醸成が可能だと思うから」が34.0%という回答となった。
Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、リサーチ結果に基づいたSNSのコンテンツ発信に興味がある理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=94)と質問したところ、「事業のわかりやすさにつながるから」や「投稿内容に説得力があり、コンテンツの目をひきやすい」など38の回答を得ることができた。

<自由回答・一部抜粋>
・41歳:事業のわかりやすさにつながるから。
・53歳:投稿内容に説得力があり、コンテンツの目をひきやすい。
・56歳:より具体的な話しが発信できる。
・40歳:信憑性がある。
・32歳:波及効果が期待できるから。
・52歳:施策の解像度を上げたいので。
・43歳:利用者が多いので、バズらせやすいと思うから。

調査概要:BtoB企業のSNS運用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット
調査期間:2022年6月21日~同年6月23日
有効回答:自社でSNS運用を行うBtoB企業のマーケティング担当者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
出典元:URL:https://research-pr.jp/