生活者の64.6%が購買行動においてUGCを信頼 「生活者のUGCに対する意識調査 2022」【Letro調べ】
アライドアーキテクツのSaaS事業を展開するプロダクトカンパニーが提供する運用型UGCソリューション「Letro(レトロ)」は、生活者のUGCに対する意識の変化を把握するため、10~60代の男女1100名を対象にインターネットリサーチを実施。その調査結果を公開した。
なお、同調査では、「UGC」は「生活者によるクチコミやレビュー」のことを指す。「運用型UGC」は、訴求・SKU・展開チャネル毎のUGC生成から活用のサイクルを回しつづけることで顧客体験を最大化し、売上成果に繋げる運用モデルである。
<調査背景>
生活者によってつくられたコンテンツの総称である「UGC」。商品購入などにあたって生活者の重要な判断材料として注目されている。生活者の情報検索手段としてSNSのハッシュタグ検索の活用が進むにつれ、企業のマーケティング活動においてもUGCの重要性は高まっている。そこで企業にとってより良いマーケティングの支援を行うために、生活者がUGCをどのように捉えているのかを把握するべく、同調査が実施された。
<調査サマリー>
生活者のUGCに対する信頼度は年々高まっており、2022年は64.6%もの人が「UGCを信頼する」と回答する結果となった。また、UGCのなかでも購入の意思決定に最も影響を与えるコンテンツ形式は、「テキスト」。さらには、UGCの具体性や件数、おススメや良い点だけでなく、良くない点についても書かれているUGCを信頼するという結果となった。生活者はUGCの内容と件数を重要視していることから、より具体的でわかりやすいテキストのUGC数を増やすことでその効果は高まることが想定される。
■商品カテゴリ別では、「無形商材(旅行、保険、教育、フィットネスジム等)」「化粧品・スキンケア」「ヘアケア」の順でUGCの信頼度が高い
「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼する」と回答した人に対して、商品カテゴリ別に「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼するか」と聞いたところ、UGCの信頼度が高まるカテゴリは、順に「無形商材(80.2%)」「化粧品・スキンケア(79.4%)」「ヘアケア(75.3%)」の順に高い結果となり、商品やサービスを購入するときに「UGCを信頼する」と回答した人のなかでも、商品カテゴリによってUGCの信頼度が異なることがわかった。
■UGCで最も影響力のあるコンテンツ形式は「テキスト」
「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼する」と回答した人に対して、「UGCのなかで、テキスト・写真・動画の どれが購入の意思決定に最も影響を与えるか」とたずねたところ、「テキスト」が49.3%と高い傾向にあった。また、「写真」「動画」を合わせると約半数の人がビジュアルコンテンツと回答していることになり、視覚的な訴求効果のあるコンテンツも購入の意思決定に高い影響力を持つことがわかる。
<調査概要>
調査名称:生活者のUGCに対する意識調査
調査主体:Letro
調査時期:2022年8月26日~27日
方法: Fastask(株式会社ジャストシステム提供)によるオンラインアンケート調査
対象:10~60代の男女
対象者:1100名
なお、同調査では、「UGC」は「生活者によるクチコミやレビュー」のことを指す。「運用型UGC」は、訴求・SKU・展開チャネル毎のUGC生成から活用のサイクルを回しつづけることで顧客体験を最大化し、売上成果に繋げる運用モデルである。
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生活者によってつくられたコンテンツの総称である「UGC」。商品購入などにあたって生活者の重要な判断材料として注目されている。生活者の情報検索手段としてSNSのハッシュタグ検索の活用が進むにつれ、企業のマーケティング活動においてもUGCの重要性は高まっている。そこで企業にとってより良いマーケティングの支援を行うために、生活者がUGCをどのように捉えているのかを把握するべく、同調査が実施された。
<調査サマリー>
生活者のUGCに対する信頼度は年々高まっており、2022年は64.6%もの人が「UGCを信頼する」と回答する結果となった。また、UGCのなかでも購入の意思決定に最も影響を与えるコンテンツ形式は、「テキスト」。さらには、UGCの具体性や件数、おススメや良い点だけでなく、良くない点についても書かれているUGCを信頼するという結果となった。生活者はUGCの内容と件数を重要視していることから、より具体的でわかりやすいテキストのUGC数を増やすことでその効果は高まることが想定される。
「生活者のUGCに対する意識調査 2022」の調査結果
■生活者の64.6%が購買行動においてUGCを信頼。UGCの信頼度
「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼するか」についてたずねたところ、全体の64.6%がUGCを信頼するという結果となった。特に女性と30代までの若い層ほど高い傾向にある。「購買行動におけるUGCの信頼性」に関するデータとして良く知られるニールセンデジタルの2019年発表の調査では、「購買の際にUGCを信頼する」と回答した30代の生活者が33%(2017年)から45%(2019年)に増加していたが、同調査では69.9%にまで上昇しており、UGCの信頼度が年々高まっていることがうかがえる。
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「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼する」と回答した人に対して、商品カテゴリ別に「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼するか」と聞いたところ、UGCの信頼度が高まるカテゴリは、順に「無形商材(80.2%)」「化粧品・スキンケア(79.4%)」「ヘアケア(75.3%)」の順に高い結果となり、商品やサービスを購入するときに「UGCを信頼する」と回答した人のなかでも、商品カテゴリによってUGCの信頼度が異なることがわかった。
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「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼する」と回答した人に対して、「UGCのなかで、テキスト・写真・動画の どれが購入の意思決定に最も影響を与えるか」とたずねたところ、「テキスト」が49.3%と高い傾向にあった。また、「写真」「動画」を合わせると約半数の人がビジュアルコンテンツと回答していることになり、視覚的な訴求効果のあるコンテンツも購入の意思決定に高い影響力を持つことがわかる。
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■「具体性がありわかりやすい」UGCが信頼される、ネガティブなUGCも有効活用を
「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼する」と回答した人に対して、「どのような場合にUGCの情報が信頼できると感じるか」について聞いたところ、「UGCの内容が具体的・わかりやすい(46.3%)」に次いで「UGCの件数が多い(41.6%)」、「おススメや良い点だけでなく、良くない点についても書かれている(41.2%)」という順になった。「UGCの具体性や件数」に着目するという回答に続いて、「おススメや良い点だけでなく、良くない点についても書かれているUGC」という選択が多かったことから、ネガティブな情報が書かれたUGCを排除するのではなく、有効活用することで信頼につなげることができると考えられる。
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調査名称:生活者のUGCに対する意識調査
調査主体:Letro
調査時期:2022年8月26日~27日
方法: Fastask(株式会社ジャストシステム提供)によるオンラインアンケート調査
対象:10~60代の男女
対象者:1100名